~地熱蒸気が彩るグラデーション~
作業工程をご紹介
1)絞り
仕上がりの模様を予想して布に皺(シワ)を寄せて糸で括ります。絞りといいますが、地熱蒸気染色では独自の技法によって多色の模様を創るのに適したものになっています。
2)染料調合
作品をどのような色調にするのが様々な染料を選び出し、分量を決めていきます。このようにして調合された染液が約20色程用意されます。
3)着色
調合と試染を済ませた染液を並べて着色する順番や分量について決めていきます。この染液に絞られた布を次々に重ねて着色していきます。
4)釜入れ
着色を済ませるとすぐに「釜」に入れます。
この釜は地熱蒸気を直接充満させることができ、100℃近い高温で染料の定着と地熱蒸気の成分による模様の変化を促します。
5)仕上げ
釜入れを済ませた布は、絞り糸を解かれ、よく水洗いをした後にアイロンがけや検品を経て、縫製や表装して作品として完成し、皆様のもとへ届きます。
1)絞り
仕上がりの模様を予想して布に皺(シワ)を寄せて糸で括ります。絞りといいますが、地熱蒸気染色では独自の技法によって多色の模様を創るのに適したものになっています。
2)染料調合
作品をどのような色調にするのが様々な染料を選び出し、分量を決めていきます。このようにして調合された染液が約20色程用意されます。
3)着色
調合と試染を済ませた染液を並べて着色する順番や分量について決めていきます。この染液に絞られた布を次々に重ねて着色していきます。
4)釜入れ
着色を済ませるとすぐに「釜」に入れます。
この釜は地熱蒸気を直接充満させることができ、100℃近い高温で染料の定着と地熱蒸気の成分による模様の変化を促します。
5)仕上げ
釜入れを済ませた布は、絞り糸を解かれ、よく水洗いをした後にアイロンがけや検品を経て、縫製や表装して作品として完成し、皆様のもとへ届きます。



地熱発電のふるさと~地熱が支える農〈みのり〉と輝〈ひかり〉~
八幡平市には1966年に日本で最初に稼働した地熱発電所があり、産業や暮らしの中のさまざまな場面で地熱エネルギーを活用しています。温泉などの商業施設や、地熱を利用した年間を通じて作物の栽培を出来る環境づくり、地熱の蒸気を利用した「地熱染め」など日々の暮らしの中で「地熱を活用したまちづくり」を進めています。
【地熱発電とは…】
地熱発電は、地球の持つ天然の熱源を活用し、将来枯渇する可能性が低い、国内で自給できる再生可能エネルギーです。
また、地熱発電はクリーンエネルギーとして注目されていて発電の際に出る二酸化炭素などの温室効果ガスが、火力発電所と比べると1/10~1/20程度と、地球に優しいクリーンなエネルギーです。
【地熱発電とは…】
地熱発電は、地球の持つ天然の熱源を活用し、将来枯渇する可能性が低い、国内で自給できる再生可能エネルギーです。
また、地熱発電はクリーンエネルギーとして注目されていて発電の際に出る二酸化炭素などの温室効果ガスが、火力発電所と比べると1/10~1/20程度と、地球に優しいクリーンなエネルギーです。

松川地熱発電所~平成28年度機械遺産に認定~
【八幡平市の地熱発電の始まりは?】
1952年、八幡平市松川の温泉開発のためにボーリングを行ったところ蒸気が噴出しました。昭和の高度成長期、日本全体で電力の安定供給という課題に直面していた時期だったために、この蒸気を電力に出来ないかと学術機関と連携して調査や掘削作業を進め、1966年10月8日、日本初の地熱発電所の運転が始まりました。
平成28年度に認定された機械遺産とは、日本機械学会が国内の歴史的意義のある機械を認定するものです。
これまでには、東海道新幹線0系電動客車や札幌市時計台の時計装置などが認定されています。
1952年、八幡平市松川の温泉開発のためにボーリングを行ったところ蒸気が噴出しました。昭和の高度成長期、日本全体で電力の安定供給という課題に直面していた時期だったために、この蒸気を電力に出来ないかと学術機関と連携して調査や掘削作業を進め、1966年10月8日、日本初の地熱発電所の運転が始まりました。
平成28年度に認定された機械遺産とは、日本機械学会が国内の歴史的意義のある機械を認定するものです。
これまでには、東海道新幹線0系電動客車や札幌市時計台の時計装置などが認定されています。
